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体が脂肪をためこむ理由





なぜ、体は脂肪をため込もうとするのでしょうか?
食べたいだけ食べても太らない体が欲しいと考えている人はいると思います。

人類400万年の進化の歴史のほとんどは、飢餓状態にありました。
現在でも、地球上のかなりの国では飢餓が大きな脅威となっています。

人間の体は、この飢餓を乗り越えて子孫を残すという、たった一つの目的のために進化を遂げてきたといってもいいでしょう!

つまり、他人よりもたくさん体脂肪を蓄えておけるという体は、サバイバル能力としてとても優れているということです。

最近では、太れる人ほど進化した人類だという意見もあります。
幸か不幸か今日の日本は飢餓を脱却し、体脂肪を蓄えすぎることのデメリットが目につくようになってきました。

先ほども述べましたが、内臓脂肪が多くなりすぎると生活習慣病を併発し、下手をすると命にかかる事態を招きます。

せっかく備えたサバイバル能力が、人類史上初めての飽食の時代を迎え、裏目に出始めています。