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空腹を感じる理由





空腹を感じるとお腹がグーツと鳴りますが、これは、前に食べたものが胃を通過して、空っぽになった胃が収縮するときに中の空気が動くためです。

このように書くと、空腹を感じているのは胃であるかのようですが、実際は違います。
実は、お腹がすいたと思っている・感じているのは脳なのです。

脳の視床下部にある満腹中枢と摂食中枢は、一方が活発になるともう一方が抑制的に働くというように、絶えず相互関係を保ちながら食欲をコントロールしています。

食事の後、胃や腸で栄養素が消化吸収されて、その後、血液中に血糖(ブドウ糖)が増加してきます。

逆に、血液中のブドウ糖が減少し、遊離脂肪酸が増加すると満腹中枢が抑制的に働くので、空腹を感じるようになります。